乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

木暮太一『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』

久々の更新である。僕は「経済学説史」担当教員として現在の勤務先の大学に採用されたが、その「経済学説史」が「西洋経済史」や「社会思想史」などと並んで歴史系科目に分類されている関係で*1、今のところ僕には「マクロ経済学」や「ミクロ経済学」といっ…