乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2005-11-04から1日間の記事一覧

トマス・ペイン『人間の権利』

京大・田中ゼミの後輩の院生から「(「乱読ノート」で)経済学・哲学古典や専門的研究書をたまには取り上げてくださいよ」と言われることがある。たしかに「乱読ノート」で読んだ本のすべてを取り上げているわけではない。研究のために読んだ古典や専門書は基…