乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2006-02-10から1日間の記事一覧

ミヒャエル・エンデ『モモ』

現代ドイツを代表する童話作家の代表作の一つ。本書を手に取ったきっかけは、最近読んだ辻信一『スロー・イズ・ビューティフル』*1と三島憲一『ニーチェ』*2の両方で紹介されていたから。特に前者は4度も本書に言及する熱の入れよう。それもそのはず、両著作…