乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2006-06-10から1日間の記事一覧

伊藤守『コミュニケーションはキャッチボール』

成長を続ける幸福な組織がある一方で、衰退の危機に瀕している不幸な組織もある。今や組織の命運を分ける一番の鍵は社員間のコミュニケーションである。本書はコミュニケーション本質を(「言葉」ではなく!)「気持ち」のキャッチボールになぞらえ、ビジネス…