乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2007-01-02から1日間の記事一覧

中澤英彦『はじめてのロシア語』

来年度、諸般の事情でロシア語の外書講読を担当することになった。学部学生時代、第二外国語として選択したロシア語は、いちばん力を注いだ科目の一つだったが、イギリス経済思想を自分の専門領域として選んだため、大学院進学後はすっかり縁遠くなってしま…