本書は、在日コリアン二世である著者の自伝であり、著者自身の言葉を借りるならば、「ひとりの「在日」二世の誕生と成長、ためらいと煩悶の歴史」(p.228)を綴ったものである。この種の本は著者の望むように読まれない場合のほうが多いのではないか。著者自身…
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