乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2009-02-16から1日間の記事一覧

池田清彦『環境問題のウソ』

2009年2月16日現在、amazon.co.jpには何と40本ものレヴューが本書に対して寄せられている。星5つが12本、4つが13本、3つが4本、2つが3本、1つが8本。毀誉褒貶相半ばする問題作の様相を呈している。しかし、当たり前のことかもしれないが、評する側がもともと…