乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2009-06-25から1日間の記事一覧

古厩忠夫『裏日本』

本書に関しては、amazon.co.jpの読者レヴューの質が非常に高くて、それ以上付け加えるべきことがほとんど思い浮かばない。ぜひそれらを参照してもらいたい。それらと内容的に重なってしまうけれども、自分のためのメモを残しておくことにする。本書は、新潟…