乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

2009-08-29から1日間の記事一覧

黒川伊保子・岡田耕一『なぜ、人は7年で飽きるのか』

5月14日・28日の8期(3回生)ゼミでテキストとして使用したが、その後3か月以上も「乱読ノート」で採り上げられないままだった。その最大の理由は、本書が「トンデモ本」なのか否か、見極められずにいたから。このたび読み直してみたものの、やはりまだ見極…