乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

イギリス思想史を研究する大学教員の読書ノートです。もともとは自分自身のための備忘録として設置したものですが、「隠れ名著、忘れられた名著に関する情報を学生の皆さんに発信したい」というささやかな期待もこめられています。

「はてなダイアリー」から「はてなブログ」への引っ越し

更新を停止して6年ほどたちますが、かつて備忘録を兼ねた読書ノート(日記)を「はてなダイアリー」でつけていました。「はてなダイアリー」がサービス終了ということで、せっかく書いた文章が失われてしまうのがもったいない気がしましたので、「はてなブログ」(つまりここ)へ引っ越してきました。

読書ノートを書くのは自分の思考を整理できるとても楽しい作業でしたが、経済学部副学部長職(2010年10月~2012年9月)にある間は、多忙さゆえに更新頻度が激減し、職を解かれた直後に娘が誕生して(2012年10月)、更新に使える自由な時間がさらになくなりました。その状況は6年たっても基本的に変わっておらず、そのため、引っ越しと言っても過去データをインポートしただけです。今のところ更新を再開する予定(余裕)はなく、過去のエントリーの閲覧のみとさせていただきます。ただ、もしかしたら、月末に「今月はこんな本を読みました」という報告の書き込みくらいは行うかもしれません。

振り返ってみると、30代の乱読の蓄積が50代になった今の自分の研究生活を見えない力で支えてくれているような気がしてなりません。